活動紹介

活動紹介

 

■フォーラム

自立循環型住宅研究会では春と秋の年2回、全国の会員が集まる1泊2日のフォーラムを開催しています。フォーラムは研究会が発足した2007年12月以前に開催されたものを含めると現在までに5回開催しており、2009年12月には第6回フォーラムの開催を計画しています。

これまでのフォーラムでは、
地球温暖化防止や省エネに係わる住宅政策の最新情報や住宅の温熱環境・断熱遮熱性能・省エネルギーなどに関する様々な情報提供を行っています。
また、毎回数名の参加者から、自立循環型住宅評価を行った住宅について直近の冬・夏の室内温湿度や表面温度の測定と住まい手アンケートから快適性を分析し、環境家計簿からエネルギー消費量を分析した結果を事例発表して頂いています。
更に、それらのデータを基に参加者が10名程度のグループになって、各物件の意見交換をすることで自立循環型住宅と13の要素技術や実物件におけるその効果や住宅内の温湿度環境変化などへの理解を深めるワークショップを行っています。

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■『自立循環研版 温熱環境を解く』

 住宅の消費エネルギーや温熱環境などの調査結果を分析し、それを正確にとらえ、実務につなげる為には、温熱環境やエネルギーに関する基礎的な理解が不可欠です。また、省エネルギーに取り組む時には、根本的な問題である地球温暖化などの環境に関する基本的な理解も不可欠です。
 しかし、現状として手に入る温熱環境やエネルギーに関する書籍は、建築実務者にとって"帯に短しタスキに長し"というのが実情です。そこで「建築実務者にとって過不足ない、温熱環境の基礎的理解のためのテキスト」の作成を目指しました。

作成においてはWG(ワーキンググループ)のメンバーを募り、複数の人が関わりながら進めていくという方法を取りました。最終的には15名のメンバーで資料収集から執筆作業までを行い、充実した内容のものが出来上がりました。

また、第4回、第5回のフォーラムにテキスト内容について、各項の執筆者から解説が行われました。
現在、このテキストは会員専用ページよりダウンロードすることが出来ます。
また、2010年の出版を目標にWGにて改めて内容の精査を行っていきます。

 現在のテキストの目次は以下の様になっています。

 

Ⅰ 基礎編
1.熱と温度  2.湿気と湿度 3.エネルギー 4.温熱的快適性 5.気象 6.環境問題

Ⅱ 実務編
1.住宅性能の指標とその計算法 2.夏、冬の室内環境を整える 3.暖房方法と暖房負荷 4.パッシブソーラー 5.給湯設備

Ⅲ 資料編

Ⅳ 『自立循環型住宅への設計ガイドライン』と自立循環型住宅研究会

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■自立循環型住宅研究会アワード(自立研アワード)

これまでの研究会の活動で得た情報や会員の皆様の積極的な取り組みを、同じ志を持った住宅づくりに関わる方々や省エネで快適な住宅を求めている一般の方々に知って頂き、活動の輪を広げ、省エネルギーと快適性を両立させる住まいを普及させるために、2009年12月の第6回フォーラムから毎年1回自立研アワードを開催します。
自立研アワードでは、自立循環型住宅の考え方に則った実物件や活動などの提案・成果・結果を、フォーラムに参加する実務者の皆さんと専門家のゲスト審査員と共に審査し、「自立循環型住宅研究会大賞」や各賞を選出し授与します。



 

 

■住宅・建築物省CO2推進モデル事業

 自立循環型住宅研究会より『住宅・建築物省CO2推進モデル事業』の平成21年度第2回に応募しました。応募プロジェクト名は「基準達成率110%省エネ住宅地域工務店モデル 普及プロジェクト」です。
 このプロジェクトは、省エネ法の改正により年間150棟以上の戸建住宅を提供する事業者に義務付けられたエネルギー消費量の基準達成率100%に対して、研究会のプロジェクト参加地域工務店が基準達成率110%を満たす省エネ性能の住宅を、各地域環境に最適な手法を使った地域工務店モデルとして全国各地域で展開し、全国の工務店がより省エネ住宅へ向かい易くし、省エネ住宅を普及させるというものです。
 現在、書類審査は通過し、10月中旬にヒアリング審査を経て11月には採択についての最終結果が出る予定です。採択されれば21・22年度にこのプロジェクトを実施します。

 また、2010年度の募集に向けて「省CO2マネジメントシステムの整備」および「省CO2に関する技術の検証」分野での事業提案を行うべく、提案の詳細を検討するWGも今年から動き始めます。
 こちらの事業は、Ⅳ地域、Ⅴ地域の多くの地域で業務を行っている会員がそれぞれの地域で「省CO2型住宅の地域モデル」を普及させることを支援する為のツール整備を行う計画です。これにより、一般ユーザーにとっては、実際に建設された住宅の具体のみならず、事前に「省CO2、快適性・利便性の向上、光熱費の削減」に対する情報を得て住宅供給者を選び、家づくりを進めていくというあり方が「あたり前」になっていくことが期待されます。



 

 

■地域支部での活動

 これまで全国の会員さんを一同に集めて行ってきた活動の一部をより各地域環境に目を向けた活動にし、それぞれの地域に合った活動を展開していくために、地域支部の設立と活動を自立循環型住宅研究会全体として支援していく体制を作っていきます。

関東支部:設立が決まり、2009年7月28日に東京で開催された野池学校にて関東支部設立の発表が行われました。現在は、具体的な活動内容として、自立循環型住宅と温熱環境の基礎を理解する為の導入セミナーの開催を検討している段階です。

九州支部・その他:設立を検討中 

 

これまでの活動報告

2023年

9月

05日

2023/8/28関東セミ第2回終了しました~。

森こうすけさんによる目からウロコシリーズ応用編が行われました。

この内容も今回で4回目になるわけですが、まだまだ新しい発見と知識の深堀ができましたね。

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2023年

6月

28日

2023/6/20関東ゼミ2023第1回終了しました~。

2023年最初の関東ゼミは一社)ミライの住宅代表の森こうすけさんによる「目からウロコの温熱講座(基礎編)。

今回でseason4となりました。

でも、毎回新鮮で過去に同じことを聞いているのに忘れていたり、理解が浅かったりと本当に毎回勉強になるお話です。

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2022年

8月

25日

8/24第2回関東ゼミ終了しました~。

第2回関東ゼミ終了いたしました。

今回も一社)ミライの住宅代表理事森亨介さんによる目からウロコの温熱学【応用編】

今回で3年目ですが、非常に多くの学びを伝えていただきました。

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2022年

6月

29日

6/22第1回関東ゼミ終了しました~。

2022年6月22日自立研関東ゼミ第1回森こうすけさんによる『目からウロコの温熱学~基礎編~』無事終了しました。

今回からリアルとオンラインのハイブリット方式を採用。

今後もこれが通常スタイルになります。

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2021年

11月

03日

2021/10/19事例大発表会終了

今年最後の関東ゼミもオンライン開催でした。

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2021年

10月

03日

2021/10/19事例大発表会オンライン

恒例の事例発表です。

【日にち】2021年10月19日(火)
【時間】13:00~16:30
【参加費】2,000円
【発表者】
①(株)利昌産業 薗田仁志氏

『□+L+輻射』とやらの性能を見せてもらおうか!
〜床下換気、輻射式冷暖房と当社デザインの可能性の検証〜
②TOCORON 田所浩樹氏
『夏のペレット活用術 』
~真夏のアバンチュールが湿気を吹き飛ばす!?~
③(有)家づくり舎ファミリー 谷田貝進氏
『実測!! 30.5坪の家はエアコン1台で、どこまで冷やせるのか?期待と不安が入り混じる運命の1週間』
〜6畳用エアコンの夏〜
④ささ木暮らし設計 佐々木努氏
『エネルギー循環あれこれ』
~住まいの普遍、暮らしのらしさ~
⑤大竹工務店 大竹俊光氏
『市販壁掛エアコン×床下熱交換換気による全館空調の検証 Season3 』
~データの沼の真犯人は誰?~

(申し込み方法)
下記、お申し込みフォームに必要事項記載の上申し込みください。
申し込み後
以下お振込みいただければZoomのリンクを送ります
(振込先)さいたまりそな銀行伊奈支店
     普通 3998452
     自立循環型住宅研究会関東支部
(〆切日) 10 月 12日
(定員)100名
(主催) 自立研関東ゼミ
    事務局 佐々木努

2021年

8月

19日

2021/8/18第2回自立研関東ゼミオンライン終了しました~。

目からウロコの温熱学応用編。

基礎編に引き続き一社)ミライの住宅代表理事森亨介さんにお話しいただきました。

毎度毎度本当にタメになるお話です。

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2021年

6月

23日

目からウロコの温熱学【基礎編】終了しました~。

2021年第1回目の関東ゼミ、森こうすけさん講師無事終了しました。

昨年はリアル開催に何とかこぎつけましたが、さすがに今年は全回オンラインになります。

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2020年

11月

06日

2020/10/20事例発表終了しました~。

2020年関東ゼミラストは恒例の事例大発表会。

事例発表も初のZoom開催でうまくいくか不安でしたが無事滞りなく終了することができました。

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2020年

6月

28日

6/25 第2回関東ゼミ終了しました~。

6月18日に東京も全面解除を受けたのにともない、それでも3蜜忌避して開催いたしました。

 

2月の回にひきつづき一社)ミライの住宅代表の森亨介さんに「目からウロコの温熱額(実践編)」を講演いただきました。

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2020年

2月

29日

2020第1回関東ゼミ終了しました~。

今年最初の関東ゼミが無事終了しました。

今回は延期も本当に考えましたが講師の森亨介さんのお話は1日でも早く聞くべきだと判断して、マスク、除菌、換気等々の万難を排して臨みました。

 

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2020年

2月

14日

2020関東ゼミ第1回『目からウロコの温熱学【基礎編】~空気のこと、水蒸気のこと、えとせとら~

(日時) 2 月 28 日(金)13:00~16:30
(場所) 貸教室・貸会議室 内海(東京都千代田区三崎町 3-6-15)http://www.kaigishitsu.co.jp/
(講師) 森 亨介氏/一社)ミライの住宅 代表理事
(参加費) 一般:5,000 円 自立循環型住宅研究会 2020 年会員:3,000 円
(定員) 70 名(先着順、申込締切:2 月 20 日)
(主催) 自立循環型住宅研究会(関東支部)

12:30~開場・受付 13:00~14:30 講習会(前編) 14:30~14:40 <休憩> 14:40~16:30 講習会(後編) 質疑応答 ※(17:30~19:30)懇親会(付近の居酒屋にて)

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2020年

1月

08日

2020年間スケジュール決定!!

2013年第1回関東ゼミ(野池さん講師)の風景
2013年第1回関東ゼミ(野池さん講師)の風景

新年あけましておめでとうございます。

今年も自立循環型住宅研究会関東ゼミを宜しくお願い致します。

 

早速ですが、2020年スケジュール確定しましたので、手帳に早速メモメモお願い致します。

 

 

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2019年

11月

05日

第5回関東ゼミ終了しましたー。

はやいもので今年最後の関東ゼミが無事終了いたしました。

最後の〆はやはり事例発表!

5名の方に発表いただきました。

 

 

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2019年

9月

21日

第4回関東ゼミ終了しました~。

第4回関東ゼミGoogleスケッチアップ入門編無事終了しました。

講師は奥山建設(株)加藤真哉さんにお願いしました。

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2019年

8月

07日

第3回関東ゼミ終了しました~。

第3回関東ゼミ終了しました。

夏男、前先生からは冒頭省エネ基準適合義務化が見送られた真相とその対応についてのご説明。

見送りは大変残念なことだが、実はこれで責任が実務者側に完全に移って省エネ法が存在していることを施主へ伝える義務そして、施主に求められた場合は当該物件が省エネ法に適合しているか否かを答える義務、更に不適の場合は改善点を回答する義務が課せられます。

説明が義務なので省エネ性のの件で万一施主ともめてこの義務がなされてなかった場合は実務者側が責められるということを意味するので、やはり見送りになったとしても逆に実務者側には目に見えない予期せぬ事態発生もありうるとうことなのだと。

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2019年

5月

27日

第2回関東ゼミ終了ー

第2回関東ゼミは自立循環型住宅研究会代表の野池政宏さん。

近年で一番の大入りとなりました!

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2019年

3月

22日

第1回関東ゼミ終了ー。

第1回関東ゼミ終了しました。

岐阜県立森林文化アカデミー辻充孝准教授による改修版自立循環型住宅への設計ガイドラインの解説を行っていただきました。

 

昨年の3月に発刊されて半分くらいの方が見受講だったのでタイムリーだったと思います。

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2019年

2月

21日

2019年第1回関東ゼミ「【改修版】自立循環型住宅設計ガイドライン解説」

【日にち】2019年3月20日

【時間】13:00~16:30(開場12:30)

【場所】貸し会議室内海

【講師】辻充孝氏

    岐阜県立森林文化アカデミー准教授

【参加費】自立循環型住宅研究会2019年会員¥3,000

一般¥5,000

テキストをまだ持ったない方はテキスト代¥5,400

(講習会受講しないとテキストは購入できません)

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2018年

11月

09日

2018/10/30第4回関東ゼミ事例発表会終了

第4回関東ゼミ事例発表の会が無事終了しました。

今回は6名の発表者がご登壇

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2018年

8月

08日

2018/7/30第3回関東ゼミ終了しました。

異常気象の夏!異常といえば・・・もとい夏と言えば前先生。

ということで、夏男前先生(男前と読めるw)の関東ゼミ無事終了です。

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2018年

3月

11日

2018/3/8第1回関東ゼミ終了しました。

2018年自立循環型住宅研究会関東ゼミ第1回無事終了しました。

2018年の計画をどうするか考えるにあたり、あの伝説的新聞の『野池新聞』の特に解説して欲しい部分を講師の野池政宏さんに伝えて、それを快諾いただき「熱移動のキホンを詳しく復習」という運びになりました。

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2017年

10月

31日

2017/10/11関東ゼミ第4回事例発表終了しました。

今年最後の関東ゼミ事例発表の会が無事終了しました。

今回は4名の方に発表いただきました。

トップバッターはお約束?のささ木暮らし設計・佐々木努さん。

自邸の断熱改修考察シリーズをずっとやっていただいていて、今回は「夏を深堀してみる」ということで、本当に深~いところまで掘っていただきました。

断熱改修して室内空間が快適になると思いきや、夏の”ある時間帯”がどーも気になると。
小屋裏エアコンで上から冷気を落としているので1階は快適なはず。ところが夕方6時ごろになると温度湿度とも上昇。どーやらエアコンがちゃんと働いていない。

なぜ?
そこを佐々木さんらしい色んな角度から考察をして答えを導き出しました。

来年はその答えを立証すべく意識的に測定方法を狙って考察いただけるとのこと。これは来年も期待できそうですね!

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2017年

7月

18日

2017/7/5関東ゼミ第3回終了しました。

第3回関東ゼミ無事終了しました。

夏男こと東京大学大学院前真之先生に『冬暖かいのは当たり前!~真に夏を旨とする快適住宅を考えよう~』をご教授いただきました。

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2017年

3月

01日

2017/2/28第1回関東ゼミ終了しました。

2017年関東ゼミ第1回目無事終了しました。

昨年に引き続き改訂版温暖地設計ガイドライン講習会。

今年の講師は岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝准教授にお願いしました。

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2016年

12月

08日

関東ゼミ2017年間スケジュール決定!

今年も残すところあとわずかとなりました。

鬼が笑うかもしれませんが2017年スケジュール確定(一部未定)しましたので、新しい手帳に全部参加記入宜しくお願いします^^

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2016年

10月

24日

2016/10/18第4回関東ゼミ終了しました。

今年最後の関東ゼミ無事終了しました。

今回が関東ゼミ初の講師にも参加いただいての事例発表です。

講師は第2回にもご登壇いただいた東大前准教授。

せっかくお越し頂いたのでちゃっかり講演もお願いしました。

「通風夏旨から冬旨一周して真の夏旨を」と題して夏の詳細分析をレクチャー。

地球温暖化の影響でどんどん暑くなっていき、冬対策よりも夏対策が重要になってくるといういみで「一周」してという表現になっています。

 

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2016年

7月

25日

2016/7/21第3回関東ゼミ終了しました。

第3回関東ゼミ、岐阜県立森林文化アカデミー辻充孝准教授による「エネルギーを全方位で徹底分析しよう!」無事終了しました。

 

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2016年

5月

04日

2016/4/28第2回関東ゼミ終了しました。

第2回関東ゼミ、東京大学前真之先生による「快適を科学する~夏も冬も快適に暮らせる家とは!??~」無事終了しました。

先生には自立循環型住宅研究会全国フォーラムで一度ご講演いただきましたが関東ゼミでは初ご登壇で、わたし自身一番楽しみにしていたかもしれません^^

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2016年

3月

24日

2016/4/28第2回関東ゼミ「快適を科学する~夏も冬も快適に暮らせる家とは!?~」

『快適を科学する~夏も冬も快適に暮らせる家とは!?~
東京大学大学院・前准教授 前真之氏
前先生が独自に研究している快適性を数値化し、その数値がどのような意味があるのか、また、提案においてどのような事がポイントになってくるか等々の解説。
『エコハウスのウソ(増補改訂版)』の中から特筆すべき事項も多岐にわたり解説していただきます。
*当日限定20名に『エコハウスのウソ』の割引販売もいたします!

【日にち】2016年4月28日(木)
【時間】13:00~16:30
【場所】貸し会議室内海
【参加費】会員¥3,000 一般¥5,000

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2016年

1月

06日

関東ゼミ2016年年間スケジュール決定!

あけましておめでとうございます。

今年も関東ゼミ開催いたしますよ~。

 

2016年記念すべき1回目は自立循環型住宅研究会代表野池政宏氏!

『改訂温暖地版自立循環型住宅への設計ガイドライン』講習会です。

10年ぶりに改訂されたガイドラインを野池氏が分かりやすく解説。

ボリュームも増量されていて講習は午前午後とありますのでお間違いないようにお願いします。

【日にち】2016年2月3日(水)

【時 間】10:00~17:00

【場 所】貸教室・貸会議室 内海(東京都千代田区三崎町3-6-15)

     http://www.kaigishitsu.co.jp/

【講 師】野池政宏氏/住まいと環境社代表、自立循環型住宅研究会代表

【参加費】一般:10,000円 自立循環型住宅研究会2016年会員:8,000円

     ※改訂版自立循環型住宅ガイドラインテキスト代含む

     テキスト持参の方は5,000円返却します

【定 員】90名(先着順、申し込み締め切り1月27日(水))

 

 

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2015年

11月

02日

2015/10/27 第5回関東ゼミ終了しました

第5回関東ゼミ事例発表&検討会終了しました。

 

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2015年

8月

31日

2015/8/25関東ゼミ第4回終了しました。

2015年8月25日第4回関東ゼミ無事終了しました。

講師の先生は今回も前回に引き続き岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝准教授。

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2015年

7月

09日

2015/8/25第4回関東ゼミ「住宅のエネルギー計算と環境家計簿」

4回  825日(火)13:0016:30

「住宅のエネルギー計算と環境家計簿」

(講師 辻充孝氏/岐阜県立森林文化アカデミー准教授)  

WEB公開されているエネルギー性能判定プログラムをベースに、自立研版「環境家計簿」を組み合わせてエネルギー性能の実測・分析方法を学びます。課題提出者の方には環境家計簿(用途分解機能付)を差し上げます。

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2015年

4月

23日

2015/4/21第2回関東ゼミ終了

先日4月21日第2回関東ゼミ無事終了しました。

今回は鉄板中の鉄板講義、野池政宏さんによる自立循環型住宅への設計ガイドライン講習です。

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2015年

3月

03日

2015/4/21第2回関東ゼミ「自立循環型住宅への設計ガイドライン講習」

今回は温暖地版が平成25年度基準版へと改訂されます。

3月にその情報が明らかになり、その情報を講師の野池政宏さんがいち早く解説致します!

最新情報とその解説が聞ける非常に有意義なセミナーとなりますので奮ってご参加くださいませ。





【日にち】2015年4月21日(火)

【時間】13:00~17:00

【場所】貸教室・貸会議室 内海

【参加費】一般¥5,000

     会員¥3,000

    ※設計ガイドラインをお持ちでない方は当日別途¥2,400でお買い求めいただきます

【定員】80名

【〆切】4月14日(金)

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2015年

2月

25日

2015/2/24第1回関東ゼミ終了

2015年関東ゼミ第1回無事終了しました。

第1回目のテーマ野池政宏さんによる『パッシブデザインの整理』。

昨年出版されたこの著書を教科書に重要事項のダイジェストを解説いただきました。


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2015年

1月

12日

2015関東ゼミ年間スケジュール決定!第1回は野池さんの「パッシブデザインの整理」

新年あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。


早速ですが、2015年関東ゼミ年間スケジュールが決定しましたのでお知らせいたします。

また、第1回ゼミのお知らせも同時に!

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2014年

10月

30日

2014/10/28第5回関東ゼミ事例発表会終了しました

早いもので今年度最後の関東ゼミ事例発表会が無事終了。

今回も6名の方に発表いただきました。

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2014年

10月

06日

2014/10/28第5回関東ゼミ事例発表

【日にち】2014年10月28日(火)

【時間】13:00~16:30

【場所】フォーラムミカサエコ

【参加費】会員¥3,000一般¥5,000

【内容】

 

①松島匠建 松島克幸「ヒートポンプ蓄熱暖房の実力徹底検証!」

②森建築設計 森健一郎「環境性能の伝え方」

③伊東工務店 伊東誠三〜伝統的な日本の住まいの知恵の融合により「自然の気持ちよさ」を感じる暮らしを目指して〜

④ささ木暮らし設計 佐々木努「築10年 ローコスト建売住宅に住む 夫婦共働き家族の 家庭円満の為に何をすべきか?」

⑤参創ハウテック 尾崎誠一「足立の陽器な家」

⑥参創ハウテック 阿式信英「2007年の反省から2014年の取組」

 

参加お申し込みは以下のファイルから↓↓↓

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2014年

6月

26日

2014/6/24関東ゼミ第3回終了しました。

第3回無事終了しました。

今回の講師は岐阜県立森林文化アカデミー准教授辻充孝先生。

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2014年

4月

26日

2014/4/24関東ゼミ第2回終了しました。

4月24日第2回関東ゼミ無事終了いたしました。

参加者70名近く集まっていただき誠にありがとうございました。

自立研定番講義である「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の講師はもちろん、野池政宏さん。

 

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2014年

2月

10日

2014/2/7関東ゼミ第1回終了しました

2014年第1回の関東ゼミ開催いたしました。

今年は1回多い全5回。その栄えある第1回はやはり、野池さんにお越しいただき「省エネ法を含む全体的な今後の流れ、やるべきこと」をお話しいただきました。

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2013年

12月

13日

決定!2014年関東ゼミ年間スケジュール

以下のように2014年のスケジュールが決定いたしました。

第1回の2月7日のみ会場が異なりますのでご注意下さい。

 

■日にち・・・2014年2月7日(金)

■講師・・・・野池政宏氏

      省エネ法を含む全体的な今後の流れ、やるべきこと』

■時間・・・13:00~16:30

■会場・・・安田コミュニティープラザA+B会議室

        東京都千代田区神田錦町2-9 コンフォール安田ビルB1F

       TEL03-5294-6300 

■参加費・・・会員3,000円/回(第2回のみ、ガイドライン冊子込みで5,000円/回)

       一般5,000円/回(第2回のみ、ガイドライン冊子込みで8,000円/回)

       ※第2~5回分通年割引 会員17,000円➡13,000円(4,000円割引)

                  一般 23,000円➡20,000円(3,000円割引)

       

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2013年

10月

11日

2013/10/8関東ゼミ第4回様々な評価・分析・検証・事例発表

今年最後の関東ゼミ事例発表終了いたしました。

今回も6名の方に発表いただき、大変内容の充実した素晴らしい会となりました。

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2013年

7月

29日

2013/7/23関東ゼミ第3回終了しました。

関東ゼミ第3回「エネルギー性能算定プログラムと環境家計簿解説」講師はご存じ岐阜県立森林文化アカデミー准教授・辻充孝さんです。

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2013年

4月

21日

2013/4/16第2回関東ゼミ終了しました。

4月16日第2回関東ゼミ「UA値ηA値温熱環境の基礎」無事終了しました。

今回は80名近くの参加者でセミナーの関心度がひしひしと伝わる会場でした。

 

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2013年

3月

20日

2013/2/19第1回関東ゼミ終了しました。

4年目を迎えた関東ゼミ今年も始まりました!

第1回は恒例の野池政宏さんによる「自立循環型住宅設計ガイドライン」講習。

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2013年

1月

25日

2013/2/19自立循環型住宅設計ガイドライン講習会

【日にち】2013年2月19日(火)

【時間】13:00~17:00

【場所】フォーラムミカサエコ 7階ホール〒101-0047千代田区内神田1-18-12内神田東誠ビル【TEL】03-3291-1395(代)

 

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2012年

10月

17日

2012/10/16 第4回関東ゼミ 実測・分析事例発表&ワークショップ【報告】

今年最後の関東ゼミ無事終了しました。

今回は50名近い方のご参加。思えば、1年目の関東ゼミ事例発表のときは30名集めるのに”やっと”でしたので、3年目に少し定着したのかなと感じております。

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2012年

7月

27日

2012/10/16第4回関東ゼミ「実測・分析事例発表&検討ワークショップ

【日にち】2012年10月16日(火)

【時 間】13:00~16:30 17:00懇親会

【場 所】フォーラムミカサエコ7階ホール

 

参加者による実測・分析事例発表会。発表と意見交換を通じて理解を深め、レベルアップを図ります。

奮って発表の立候補宜しくお願い致します!

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2012年

7月

27日

2012/7/24第3回関東ゼミ終了しました

7月24日第3回関東ゼミ「住宅のエネルギー性能評価ツールの解説」無事終了しました。今回も満員御礼の70名近い参加者。

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2012年

4月

20日

2012/4/17関東ゼミ第2回Q値μ値温熱環境の基礎知識終了報告

講師;辻充孝さん
講師;辻充孝さん

関東ゼミ第2回岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝さんによる

『Q値μ値温熱環境の基礎知識』80名近い参加者にご来場いただき無事終了いたしました。

今回は九州や広島の方までと幅広い地域の方々にご参加いただき、スタッフ一同感謝申し上げます。

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2012年

2月

23日

2012/2/21関東ゼミ第1回「自立循環型住宅設計講習会」~報告~

2012年2月21日(火)関東ゼミ第1回終了いたしました。

「自立循環型住宅設計講習会」の講師は野池政宏さん。

毎回大好評で今回も80名近い方にご出席いただきました。

 

 

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2011年

10月

11日

2011/09/06関東ゼミオプションセミナー 住宅のエネルギー性能評価ツールの解説~報告

自立循環型住宅研究会関東ゼミ スキルアップ講習会に参加しました。
今回のスキルアップ講習会は、住宅のエネルギー性能評価ツールの
開発者である辻 充孝さんにツールの解説をしていただきました。

エネルギー性能評価ツールの目的は、
自立循環型住宅と、住宅事業建築主基準を融合させた性能設計評価です。

自立循環型住宅の考え方、住宅事業建築主基準の考え方、
どちらも良いところは数多くあるのですが、どちらか一方では
住宅の性能設計評価として不足する部分が出てきます。
その両方を反映させたのが、エネルギー性能評価ツールです。

講義の中では、辻さんが設計した「小野の長家」を題材として、
どのように設計を進めていったかを話していただきました。

その後、エネルギー消費量の手計算シートを使って、
設計時の一次エネルギー消費量を計算する演習が行われました。


講義終了後、受講者にはエクセルで作成された評価ツールが
配布されました。

私も手計算をやってみましたが、自然エネルギー利用を反映して
一次エネルギー消費量が計算できるということは、どれだけエネルギーを
節約できるかが、やってみる前に机上で計算できて、お施主さんに
説得力ある提案ができるようになるということを改めて実感しました。

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2011年

7月

20日

2011/7/19関東ゼミ第3回「Q値μ値実測・測定解説」~報告

関東ゼミ初の満員御礼が出ました、辻充孝氏の「Q値μ値実測・分析方法の解説」、昨日無事終了いたしました。

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2011年

4月

20日

2011/04/20第2回関東ゼミ~「省エネ・エコ設計究極マニュアル」を用いた基礎講習会~報告

2011年4月20日(水)神田フォーラムミカサにて開催されました。

 

開催に当たっては震災直後に世話人一同どうするか議論した結果、満場一致で「このエネルギー問題待ったなし!の今こそ開催すべし」ということで、それに応えるように60名近くの方にお越しいただきました。

 

 

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2011年

3月

08日

2011/03/08関東ゼミオプションセミナー~Googleスケッチアップマスター~報告

●開催日;2011年3月8日(火)
●場所;神田フォーラムミカサ
●時間;13:00~16:30

2011年3月8日「Googlスケッチアップ講習会」を開催いたしました。
講師はカサボン住環境設計(株)の関 泰良さんです。

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自立循環型住宅をやっていく上で必ず必要になりますし、またこれを使いこなす事で住まい手にあかりやすい説明をすることができます。しかも、無料なのでこれを使わない手はありません。
当方がアレコレ説明するまでもなく、会員の皆さんはその価値を充分分かっていて当初30名の予定が50名近くになってしまうという人気ぶりでした。

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人数を対応する為にカサボン住環境設計(株)・井田さん、(株)参創ハウテック・尾崎さん、関東支部事務局長滝口さんにもアドバイザーとしてお手伝いいただきました。

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予定時間よりはオーバーしてしまいまだまだ知りたい事はたくさんあるような状態での終了でしたので、第2回目のバージョンアップ研修の案も検討中ですので、その際はまたお知らせいたします。

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2011年

2月

15日

2011/2/15関東ゼミ第1回開催~自立循環型住宅設計講習会~報告

●開催日;2011年2月15日(火)
●場所;神田フォーラムミカサ
●時間;13:00~16:30

今年も全4回にわたり行われる関東ゼミの第1回目が2011年2月15日開催されました。
第1回目は当然、野池政宏さんの『自立循環型住宅設計講習』です。過去幾度となく開催されているこのテーマですが、まだまだ未受講の方が多く、70名近い方に参加頂きました。

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初めての方がほとんどでしたので皆さん真剣に野池さんの話を聞きいっていらっしゃいました。

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ときには分かりやすく図解をしていただきながら

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絶妙な時間配分でとても充実した内容で、アンケート結果も皆さんご満足いただき、多数の研究会ご入会いただきました。
次回第2回目は2011年4月20日(水)。
野池さんと当研究会有志でつくられた『省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル』を用いた基礎講習会です。会場はいつもの神田フォーラムミカサです。多数の方の受講をお待ち申し上げます。

 

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2010年

12月

23日

2010/12/30第7回フォーラム及びアワード2010開催報告

自立研第7回フォーラム報告

第7回フォーラム及び自立研アワード2010の開催報告

12月1・2日にチサンホテル新大阪にて、自立循環型住宅研究会 第7回フォーラムを開催し
2日間で66名の方にご参加頂きました。

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初日の第1部では住宅技術評論家の南雄三さんをお招きして
「南雄三流パッシブデザイン」と題して基調講演をして頂きました。

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南さんの講演を聞かれたことのある方にはお馴染みの自己紹介動画から始り、
世界各国を旅しながら取材した写真を基に、
南さん流の視点でとらえたパッシブ建築を解説して頂きました。
建築実務者の私達がよく視聴する技術的な講演ではなく、
南さん独特の視点と表現による基調講演はとても面白く、
あっという間の一時間半でした。


第2・3部は自立循環型住宅研究会アワード2010の応募内容のプレゼンテーションを
10名の応募者の方に行って頂きました。応募タイトルと応募者は下表の通りです。

エントリーNo./タイトル/応募者

1/住宅性能の「見える化」力を向上させる                           /滝口建築スタジオ
2/土壁の住まいの可能性Ⅱ                                  /トヨダヤスシ建築設計事務所
3/既存住宅における温熱改修の対策方法とその効果                   /有限会社MOK-msd
4/小野の長家                                          /森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝
5/パッシブの試み                                        /空設計工房
6/実際にできた省エネ快適環境を調査分析することで快適環境を安定量産する為の指標を探る/カサボン住環境設計
7/生活スタイルの違いによる温熱環境とエネルギー消費量の比較           /胡桃設計
8/温熱バリアフリーをめざしたリフォームの実践                      /株式会社ハイホームス・株式会社竜洋
9/S邸新築工事に関する実地及び受注の経緯                       /常盤工業株式会社
10/パッシブなモード+装置=省エネ×快適な住まい?                 /米谷良章設計工房

それぞれプレゼンテーション25分と質疑応答10分で各内容に野池さんと南さんからの講評を頂きました。
今回も前回同様、応募内容が非常に幅広くて様々な取り組みやその分析を皆さんに発表して頂きました。
参加者の方には、建築実務の中で参考にして頂ける情報や手法など、興味深い情報もいろいろとあったと思います。
ここでも、建築に携わる参加者の皆さんや野池さんからは出てこないような、南さん独特の視点と講評が満載で
とても面白い時間となりました。

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第4部は毎回恒例の、発表物件毎にグループを作って意見交換を行うことで理解を深めるワークショップを行い、
その後、各グループにその内容を発表して頂きました。

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そして最後に、今年の自立研アワードの発表と表彰を行いました。
自立研アワードは参加者全員の各1票とゲスト審査員の南さん及び審査委員長の野池さんの各10票の投票結果
で各賞を選出する方法を取りました。
その結果は次の通りです。

☆☆☆優勝☆☆☆
『パッシブの試み』                          空設計工房 江藤眞理子
☆☆準優勝☆☆
『パッシブなモード+装置=省エネ×快適な住まい?』 米谷良章設計工房 米谷良章
☆ゲスト審査員賞☆
『小野の長家』                森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝

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空設計工房の江藤さんは昨年の雪辱を果たし、見事に優勝(自立研アワード2010大賞)となりました。
準優勝の米谷さんとゲスト審査員賞の辻さんは、昨年の受賞に引き続きの受賞です。
受賞された皆さんは発表内容・プレゼンともにさすがという感じでした。

そして今年は、副賞として優勝の江藤さんには、会員のエーデルジャパン株式会社様より外付けブラインド「ヴァレーマ」30万円相当と
同じく会員の積水化学工業株式会社様より断熱材「フェノバボード」床用(60mm) 60m2相当と屋根用(90mm)75m2相当が贈呈されました。
また、準優勝の米谷さんには、同じく断熱材「フェノバボード」屋根用、
ゲスト審査員賞には断熱材「フェノバボード」床用60m2相当と屋根用75m2相当が贈呈されました。

昨年に引き続き2回目となった自立研アワードは
昨年同様に多くの方の応募と、発表を真剣に聞く参加者の皆さん、副賞を提供頂いた会員企業の方のおかげで今年も無事行うことができました。
来年の自立研アワードもより多くの方に係わって頂き、
自立研の存在と活動意義を多くの方に伝えていきたいと思いますので、今後も皆さんに積極的に自立研の活動に係わって頂きたいと思います。


以上が自立研 第7回フォーラム 及び 自立研アワード2010 の開催報告になります。

また、2日間の中で事務局より2010年の活動の反省と来年2011年の自立研の活動についての説明をさせて頂きました。
その内容は →→→こちら←←← でご確認いただけます。
2011年も自立研の活動に積極的に係わって頂ければと思います。

 

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2010年

12月

01日

2010/12/1 2010年の報告と2011年の活動

2010年の報告と2011年の活動

自立循環型住宅研究会 2010年の報告と2011年の活動について
                                         2010年12月1日
                                        事務局 坂崎有祐

まず、改めて当会に期待されていることは、昨年のフォーラムで主宰者の野池さんより配布された「自立循環型住宅研究会のこれから」に記載されている以下の点であると考えています。
A) 実務に使える温熱環境や省エネルギーに関連した情報の収集
B) 自社の取組の評価(提供物件の分析方法の取得、実践の発表の場の存在など)
C) 営業やプレゼンなどに使えるツールの取得
D) わが国の省エネルギー住宅に向かう実践者の集まりとして、社会的な影響力を持つ
E) 本会がメジャーになってくることにより、顧客獲得につながる

そしてこれに応える為に、今年は以下の具体的な活動を行ってきました。
1)全体フォーラム
 自立研アワードには昨年と同数の10件の応募を頂きました。事例発表をはじめ温熱環境省エネルギー設計や実施に関して、幅広い活動事例の発表をして頂くことができ、参加者にとっては実物件から得られる貴重な情報を共有できたのではないかと思います。また、同じような課題や目標をもって活動し、発表される会員から刺激を受けることで、今後の会員各社の活動の後押しになればと思います。

2)地域支部の活動
 昨年末から準備が行われていましたが、関東支部運営委員が中心となり、自立循環型住宅関東ゼミが年4回開催されました。関東地域の会員は勿論、非会員の方にも参加の輪が徐々に広がってきています。来年の年間計画もほぼ出来上がり、関東地域では更に有意義な支部活動が行われる予定です。

3)自立循環型住宅の講習会・プロ向けの温熱セミナー
 自立循環型住宅設計のスタートに必要な「自立循環型住宅設計講習会」を東京と名古屋で開催し、延べ約120名に参加して頂きました。また、これまでの自立循環型住宅評価プログラムの改訂版となる「住宅のエネルギー性能評価ツール」の解説セミナーを東京、名古屋、大阪で開催し延べ約100名の方に参加頂きました。

4)シミュレーションプログラムの開発
 設計内容から建物内の温熱環境、快適性、エネルギー消費、コストなどが把握でき、実務で直ぐに使えて、分かりやすく伝えられるプレゼンテーションツールを作るため、これまで5回の有志によるワーキンググループ会議を行いました。現在は、バックデータとなる膨大な数の詳細なシミュレーションを進めています。来年の春にはVer.1を公開できる様に作業を進めています。

5)「(仮)自立循環研版 温熱環境を解く」の出版
 主宰の野池さんが統括する形で、温熱環境省エネルギー設計の為の、本当に実務で使える書籍を作成しています。「住宅の省エネルギー基準の解説(IBEC)」や「自立循環型住宅への設計ガイドライン(IBEC)」と並ぶ書籍として野池さんを始めWGメンバーが膨大な時間を費やしたこの本は来年1月には出版される予定です。

6)その他
 住宅建築省CO2モデル先導事業へは、態勢的な事情から今年は応募を見送りました。


改めて、期待されていることと今年行った本会の活動を振り返ると、各ワーキングループでの活動や支部活動が能動的に展開されており、局所的には中身の濃い活動を行うことができた1年であったと思います。一方、全体フォーラムが年1回となり、支部活動が関東地域のみの状態であるため、本会にかかわる会員各社に対して温熱環境省エネルギー設計に向かう機会を満遍なく提供できていないという課題が出てきました。

そこで来年は、継続するこれまでの活動を補完する形で新たに次の点に取組むことで、会員各社が「省エネ×快適となる住まい」の模索と実践を行える様に活動していこうと考えています。

Ⅰ)支部活動の増強
 年1回の全体フォーラム以外に、会員が年間を通して継続的に参加できる活動の場を提供する為に、西日本地域で支部を立ち上げ、活動を行いたいと思います。その為には有志の会員に能動的に支部活動の運営に係わって頂きたいと考えていますし、それが無ければ地域での支部活動は行えないというのが実際だと思います。
 初めの立ち上げは事務局と一緒に行い、その後の運営の仕方やプログラムは初めは関東支部を参考にして、その後地域会員のニーズに合った活動を行えるようにしていければと思います。

Ⅱ)一般向けの情報提供
 本会が社会的な影響力を高めて、志を共にする会員の顧客獲得に繋がる活動として、今年は一般の住まい手向けの自立循環型住宅セミナーを行いたいと思います。既に会社単位で行っているところもありますが、本会としても目的から考えると、この手のセミナーは単発で大々的に開催するのではなく、地域各所で支部や会員各社が主体となり小規模多発的に行われる草の根的な展開が良いのではないかと考えています。具体的な手法は希望する会員や支部と連携して計画することになりますが、来年の活動として行いたいと思います。

以上

 

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2010年

10月

10日

2010/10/13第3回関東ゼミ開催報告

自立循環型住宅関東ゼミ2010 第3回講習会報告 

●開催日;2010年9月21日(火)
●場所;神田フォーラムミカサ
●時間;13:00~16:30

冒頭、事務局長滝口さんによる当研究会関東ゼミ発足のあらましから、今回テーマの温熱環境測定の具体的実施方法とその意義等々を話しました。

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引き続き事例発表社トップバッターとしてそのまま発表し、その後会員さん5社による発表をしていただきました。発表順に、田村工業(株)・田村社長、(有)ヨシダクラフト・吉田社長、(株)小林建設・浦氏、(株)参創ハウテック・阿式氏、カサボン住環境設計・田村氏

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その後、6発表者で6班にわけてのワークショップ。多くの方が初対面&エリア違いという事もあり、それぞれに会話が盛り上がっていました。

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終了後に各班発表者以外の方が議論内容を発表。

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今回関東ゼミとして初の試みでしたが、発表者の方や受講者の方の熱いワークショップが展開され、とても有意義な時間を共有できたのではないかと思います。
皆様お疲れ様でした!

 

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2010年

7月

08日

2010/07/08関西ゼミ2010

自立循環型住宅 関西ゼミ2010

 自立循環型住宅研究会(自立研)では、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」をベースに「省エネ×快適な住まい」づくりを実践するため、分析・研究・普及活動を行っています。その活動の一環としてこれまで自立研では、会員自ら実物件の自立循環型住宅評価を行い、夏冬の室内温湿度測定と生活時消費エネルギー量を把握・分析して、発表し合いワークショップで意見交換をする形式のフォーラムを6回開催してきました。 しかし、一方で時間的な制限から参加者全員に発表の機会を提供できず、また途中から自立研に参加して頂いた方に対して、自立研が会員へ提供する「自立循環型住宅評価プログラム」を解説する場も有りませんでした。 そこで今回、これまで自立研が会員に提供してきた「自立循環型住宅評価プログラム」の改訂を機に、自立循環型住宅評価を基にした改訂版である「住宅のエネルギー性能評価ツール」の解説と評価計算演習を行う講習会を開催します。 事例を通じて「自立循環型住宅への設計ガイドライン」および「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量の解説」双方の評価手法を融合したエクセルプログラム「住宅のエネルギー性能評価ツール」を理解すると共に、評価や設計に生かす手法だけではなく環境家計簿を用いた検証、実測・分析にチャレンジするためのノウハウを学びます。(評価ツールの利用は自立循環型住宅研究会会員に限らせて頂いております。会員の方には、終了後にエクセルプログラムを配布します。)

日時 : 9月21日(火)13:00~16:30場所 : サムティフェイム新大阪      大阪府大阪市淀川区西中島6-5-3      http://fame.hey.ne.jp/     講師 : 辻充孝氏/岐阜県立森林文化アカデミー講師(評価ツール製作者)参加費: 一般:5,000円 自立循環型住宅研究会2010年会員:3,000円定員 : 35名(先着順、申込締切:9月13日(月))主催 : 自立循環型住宅研究会
12:30~    開場・受付13:00~    開会・事務連絡13:10~14:20(70分)         『住宅のエネルギー性能評価ツールの解説①~設計事例編~』         エネルギー性能評価ツールを用いた設計手法と環境家計簿によるエネルギー性能の実測を行った住宅事例の解説。14:20~14:30 <小休憩>14:30~16:10(100分)         『住宅のエネルギー性能評価ツールの解説②~エネルギー性能の設計~』         ・手計算による住まいのエネルギー性能の計算演習         ・エネルギー性能評価ツールの使用方法とプレゼン技術         ・実測、分析にチャレンジするための準備16:10~16:30 <質疑応答>

【参加費】
 一般:5,000円/回 自立循環型住宅研究会会員:3,000円/回  (第1回、第3回はテキスト代等含む別料金を設定します)

【会場】    サムティフェイム新大阪 4階           大阪府大阪市淀川区西中島6-5-3           TEL:0572-20-2770           http://fame.hey.ne.jp/

 【詳細・参加申込み】
下の案内をダウンロードし、裏面の参加申込書を事務局(FAX:0572-20-2771)までFAXして下さい。
関西ゼミ2010案内 ⇒⇒⇒ファイル 147-3.pdf


【問合せ先】
自立循環型住宅研究会(本部)事務局(有建築設計舎内:坂崎)      〒507-0074 岐阜県多治見市大原町5-33      TEL:0572-20-2770 FAX:0572-20-2771 Email:info@jjj-k.com(※)個人事務所内のため、不在時には個人携帯に転送されますので、ご了承下さい。
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2010年

7月

08日

2010/07/08中部ゼミ2010

自立循環型住宅 中部ゼミ2010

 自立循環型住宅研究会(自立研)では、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」をベースに「省エネ×快適な住まい」づくりを実践するため、分析・研究・普及活動を行っています。その活動の一環としてこれまで自立研では、会員自ら実物件の自立循環型住宅評価を行い、夏冬の室内温湿度測定と生活時消費エネルギー量を把握・分析して、発表し合いワークショップで意見交換をする形式のフォーラムを6回開催してきました。 しかし、一方で時間的な制限から参加者全員に発表の機会を提供できず、また途中から自立研に参加して頂いた方に対して、自立研が会員へ提供する「自立循環型住宅評価プログラム」を解説する場も有りませんでした。 そこで今回、これまで自立研が会員に提供してきた「自立循環型住宅評価プログラム」の改訂を機に、自立循環型住宅評価を基にした改訂版である「住宅のエネルギー性能評価ツール」の解説と評価計算演習を行う講習会を開催します。 事例を通じて「自立循環型住宅への設計ガイドライン」および「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量の解説」双方の評価手法を融合したエクセルプログラム「住宅のエネルギー性能評価ツール」を理解すると共に、評価や設計に生かす手法だけではなく環境家計簿を用いた検証、実測・分析にチャレンジするためのノウハウを学びます。(評価ツールの利用は自立循環型住宅研究会会員に限らせて頂いております。会員の方には、終了後にエクセルプログラムを配布します。)

日時 : 8月10日(火)13:00~16:30場所 : 名駅ABC貸会議室      愛知県名古屋市中村区椿町16-23 名駅ABCビル      http://www.abcgolf.co.jp/develop/     講師 : 辻充孝氏/岐阜県立森林文化アカデミー講師(評価ツール製作者)参加費: 一般:5,000円 自立循環型住宅研究会2010年会員:3,000円定員 : 50名(先着順、申込締切:8月2日(月))主催 : 自立循環型住宅研究会
12:30~    開場・受付13:00~    開会・事務連絡13:10~14:20(70分)         『住宅のエネルギー性能評価ツールの解説①~設計事例編~』         エネルギー性能評価ツールを用いた設計手法と環境家計簿によるエネルギー性能の実測を行った住宅事例の解説。14:20~14:30 <小休憩>14:30~16:10(100分)         『住宅のエネルギー性能評価ツールの解説②~エネルギー性能の設計~』         ・手計算による住まいのエネルギー性能の計算演習         ・エネルギー性能評価ツールの使用方法とプレゼン技術         ・実測、分析にチャレンジするための準備16:10~16:30 <質疑応答>

【参加費】
 一般:5,000円/回 自立循環型住宅研究会会員:3,000円/回  (第1回、第3回はテキスト代等含む別料金を設定します)

【会場】    名駅ABC貸会議室           愛知県名古屋市中村区椿町16-23 名駅ABCビル           TEL:052-453-4441           http://www.abcgolf.co.jp/develop/

 【詳細・参加申込み】
下の案内をダウンロードし、裏面の参加申込書を事務局(FAX:0572-20-2771)までFAXして下さい。
中部ゼミ2010案内 ⇒⇒⇒ファイル 146-2.pdf


【問合せ先】
自立循環型住宅研究会(本部)事務局(有建築設計舎内:坂崎)      〒507-0074 岐阜県多治見市大原町5-33      TEL:0572-20-2770 FAX:0572-20-2771 Email:info@jjj-k.com(※)個人事務所内のため、不在時には個人携帯に転送されますので、ご了承下さい。
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2010年

5月

28日

2010/05/28自立循環型住宅設計講習会東京開催

自立循環型住宅設計講習会-東京 報告

5月12日に東京 神田にて自立循環型住宅設計講習会(東京)を開催されました。

この講習会は今年から始まる関東支部活動「自立循環型住宅関東ゼミ2010」
の第1回目として、関東支部世話人の方々のご協力により開催されました。

講習会は関東支部代表世話人の吉田さんからの挨拶で始りました。
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講師は野池さん。
4時間という「自立循環型住宅への設計ガイドライン」の内容からすると短い講習時間の中で、
ポイントを絞った解説と、野池さんが力を入れているパッシブデザインの概要について講習をして頂きました。
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今回の講習会には自立研会員16名を含む67名の方にご参加頂き、会場もほぼ満席となりました。
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最後に自立研の紹介と今後開催される関東ゼミの告知を行い、
関東支部活動の第1弾は無事終了しました。

 

自立循環型住宅関東ゼミ2010 第2回は

自立循環型住宅評価ツールを使って、自立循環型住宅の定量的評価、
室内温熱環境の分析、実際の省エネ達成度の検証などを行う具体的な手法を
実際の評価事例を通じて学びます。

開催日は7月20日(火)13:00~16:30。

会場等の詳細が決まりましたら、あらためて会員の皆さんにご案内差し上げます。


今回開催に協力して頂いた関東支部世話人の皆様、大変お疲れさまでした。

 

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2010年

5月

28日

2010/05/28自立循環型住宅研究会関東ゼミ2010参加者募集

自立循環型住宅 関東ゼミ2010 案内ファイル 137-3.pdf




自立循環型住宅研究会(自立研)では、「自立循環型住宅への設計ガイドライン」をベースに「省エネ×快適な住まい」づくりを実践するため、分析・研究・普及活動を行っています。昨年度、関東地域での活動の輪を広げるべく自立循環型住宅研究会関東支部を立ち上げ、今年から活動の一環として「関東ゼミ」を開始します。具体的には、
①温熱・省エネの基本を理解する②自立循環型住宅への設計ガイドラインを理解する③事例の分析結果を理解する④自ら実測・分析する
というステップを踏むことで、実務者のさらなるレベルアップを図り、定量的な視点から「省エネ×快適な住まい」づくりの実践と普及を目指します。

【第4回開催要項】
住宅のQ値(熱損失係数)・μ値(夏期日射取得係数)の計算をマスターする!
住宅の温熱性能を設計する際、必須となるQ値(熱損失係数)とμ値(夏期日射取得係数)について、基本的な理解を深め、具体的な計算方法をマスターすると共に、簡易的な熱負荷計算による、冷暖房機器の選定方法を学びます。講義では補助ツールとして「自立循環型研究会版、計算プログラム(Q値、μ値)」を使用します(プログラムの配布につきましては裏面を参照下さい)。是非、この機会に習得し、実務に活かしましょう!
-自立研究会版 計算プログラム(Q値、μ値)の配布について-当日講義で使用する同プログラムは、Q値、μ値の基本的な理解および具体的な計算方法をマスターして頂いた上で、実務のサポートツールとして活用して頂くための補助的ツールです。現在、細かな操作方法や使い勝手、バグの有無等について整備を進めていますが、研究会会員の受講者の方には、後日配布させて頂きますので、使い勝手等の情報交換にご協力頂けたら幸いです。また、会員でない方も、自立循環型住宅研究会のホームページ(http://www.jjj-k.com/)等にて、会の活動をご理解の上、入会された際には、同プログラムを配布させて頂きますので、ご意見等頂けたら幸いです。

日時 : 11月16日(火)13:00~16:30場所 : 貸会議室フォーラムミカサ8階ホール      http://www.fm-tohnet.com/     (東京都千代田区神田美土代町3-1三笠ビル)参加費: 一般:5,000円 自立循環型住宅研究会2010年会員:3,000円定員 : 80名(先着順、申込締切:11月9日(火))主催 : 自立循環型住宅研究会(関東支部)
12:30~    開場・受付13:00~    開会・プログラム説明等13:10~14:40(90分)         『講義1:Q値の基本と計算実務』         具体的な計算実習を通じて、Q値の基本と計算方法、         プログラムの使い方を学びます。14:40~14:50 <小休憩>14:50~16:20(90分)         『講義2:μ値計算、簡易熱負荷計算』         μ値の計算方法と、Q値・μ値を用いた簡易熱負荷         計算から冷暖房機器の選定方法を学びます。16:20~16:30(10分)         質疑応答
(※17:00~19:00) 懇親会(付近の居酒屋にて)


【年間スケジュール(予定)】
第1回 5月12日(水)13:30~17:30  (終了)  自立循環型住宅設計講習会。  「自立循環型住宅への設計ガイドライン」取得のための指定講習会。
第2回 7月20日(火)13:00~16:30   「自立循環型住宅評価ツール※1」を使用して、自立循環型住宅の定量的評価、  室内温熱環境の分析、実際の省エネ達成度の検証などを行う具体的な手法を、  実際の評価事例を通じて学びます。    (※1)「自立循環型住宅評価ツール」   自立循環型住宅の省エネ等評価を手計算ではなくエクセル入力により自動計算し   出力することでプレゼンテーションにも使える評価ツール。自立循環型住宅研究会が   会員向けに提供。
第3回 9月21日(火)13:00~16:30   参加者による事例発表会。   発表と意見交換を通じて理解を深め、さらなるレベルアップを図ります。
第4回 11月16日(火)13:00~16:30   住宅の温熱性能を設計する際、必須となるQ値(熱損失係数)と   μ値(夏期日射取得係数)について、基本的な理解を深め、   具体的な計算方法をマスターすると共に、簡易的な熱負荷計算による、   冷暖房機器の選定方法を学びます。   自立循環型研究会会員の受講者の方々には、ゼミ終了後に   「自立循環型研究会版、計算プログラム(Q値、μ値、熱負荷)」をメールにてお送りします。
   
【参加費】
 一般:5,000円/回 自立循環型住宅研究会会員:3,000円/回  (第1回、第3回はテキスト代等含む別料金を設定します)

【会場】
 第3回以降   貸し会議室フォーラムミカサ 8階           東京都千代田区神田美土代町3-1 三笠ビル           TEL:03-3291-1395           http://fm-tohnet.com/modules/gaiyou/content0007.html
 【詳細・参加申込み】
下の案内をダウンロードし、裏面の参加申込書を関東支部事務局(FAX03-5365-4166)までFAXして下さい。
関東ゼミ2010案内 ⇒⇒⇒ファイル 137-1.pdf


【問合せ先】
自立循環型住宅研究会(関東支部)事務局(滝口建築スタジオ内:滝口)      〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-27-8代々木レジデンス401      TEL:03-6300-9601 FAX:03-5365-4166 Email:yasuhiro@wood-ac.or.tv自立循環型住宅研究会(本部)事務局(有建築設計舎内:坂崎)      〒507-0074 岐阜県多治見市大原町5-33      TEL:0572-20-2770 FAX:0572-20-2771 Email:info@jjj-k.com
(※)個人事務所内のため、不在時には個人携帯に転送されますので、ご了承下さい。
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2010年

3月

25日

2010/3/25自立循環型住宅設計講習会の案内

自立循環型住宅設計講習会の案内自立循環型住宅設計講習会を東京と名古屋で開催します。
自立循環型住宅は、誰でも利用可能な今ある技術や設計手法を用いて、極力自然エネルギーを利用し、居住性や利便性を向上させながら、生活時のエネルギー消費量を50%削減することが出来る住宅のことをいいます。(詳しくは 公式ホームページ をご覧ください。)
 この自立循環型住宅は、住宅に関係する様々な分野の第一線級の研究者・技術者によって、2002年から進められた研究開発の成果のひとつです。 その評価手法は、2008年の省エネ法改正で策定された住宅事業建築主の判断基準やCASBEE戸建てなどで、住宅の居住時のエネルギー消費量(二酸化炭素排出量)算出に活用され、現在の住宅省エネ施策の中心的な役割を担っており、現在も研究開発が続けられています。
 今回の講習会でお渡しする『自立循環型住宅への設計ガイドライン』は、住宅に対する様々な省エネ設計手法や技術を紹介するとともに、それによるエネルギー消費量の削減効果を定量的に示しています。 私達はこの設計ガイドラインを使うことにより実物件の設計内容に対して、その省エネ効果を定量的に知ることができます。また、条件の異なる様々な物件でも、その物件に適したアプローチから省エネ住宅に向かうことが出来ます。


■ 自立循環型住宅設計講習会 in 東京自立循環型住宅設計講習会(東京)チラシ
日 時 : 2010年5月12日(水) 開場 13:00                     開始 13:30  終了 17:30 会 場 : 貸し会議室フォーラムミカサ 8階       東京都千代田区神田美土代町3-1 三笠ビル       TEL:03-3291-1395       http://fm-tohnet.com/modules/gaiyou/content0007.html
参加費 : 自立循環型住宅研究会 会員  5,000円 (テキスト代含む)                      非会員 7,000円 (テキスト代含む)
     なお、テキストの 『自立循環型住宅への設計ガイドライン』をお持ちの方で、     当日持参される方は2,000円引きと致します。
     参加費は当日、受付にてお支払いください。
定 員 :80名  ※定員になり次第、締め切らせて頂きますのでご了承ください。
申込締切:5月7日(金)
講 師 : 野池政宏      住まいと環境社代表/自立循環型住宅研究会主宰/岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師
申込み方法 : 下のチラシをダウンロードして、申込書に必要事項を記入の上、自立循環型住宅研究会事務局までFAX下さい。
自立循環型住宅設計講習会(東京)チラシファイル 135-1.pdf

問合せ先 : 自立循環型住宅研究会事務局 坂崎        TEL:0572-20-2770 FAX:0572-20-2771        Mail:info@jjj-k.com



■ 自立循環型住宅設計講習会 in 名古屋自立循環型住宅設計講習会(名古屋)チラシ
日 時 : 2010年6月19日(土) 開場 12:30                     開始 13:00  終了 17:00 会 場 : 名駅ABC貸し会議室 3階       愛知県名古屋市中村区椿町16-23 名駅ABCビル       TEL:052-453-4441       →→ 地図 ←←       新幹線名古屋駅西口徒歩1分
参加費 : 自立循環型住宅研究会 会員  5,000円 (テキスト代含む)                      非会員 7,000円 (テキスト代含む)
     なお、テキストの 『自立循環型住宅への設計ガイドライン』をお持ちの方で、     当日持参される方は2,000円引きと致します。
     参加費は当日、受付にてお支払いください。
定 員 :60名  ※定員になり次第、締め切らせて頂きますのでご了承ください。
申込締切:6月11日(金)
講 師 : 野池政宏      住まいと環境社代表/自立循環型住宅研究会主宰/岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師
申込み方法 : 下のチラシをダウンロードして、申込書に必要事項を記入の上、自立循環型住宅研究会事務局までFAX下さい。
自立循環型住宅設計講習会(名古屋)チラシファイル 135-2.pdf

問合せ先 : 自立循環型住宅研究会事務局 坂崎        TEL:0572-20-2770 FAX:0572-20-2771        Mail:info@jjj-k.com
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2010年

3月

25日

2010/03/25自立循環型住宅研究会紹介ページ

自立循環型住宅と当研究会のご紹介■ 自立循環型住宅 とは
『自立循環型住宅』とは誰でも利用可能な今ある技術や設計手法を用いて、極力自然エネルギーを利用し、居住性や利便性を向上させながら、生活時のエネルギー消費量を50%削減することが出来る住宅のことをいいます。
この自立循環型住宅は、住宅に関係する様々な分野の第一線級の研究者・技術者によって2002年から研究開発が進められ、その成果が『自立循環型住宅への設計ガイドライン』にまとめられ、2005年に(財)建築環境・省エネルギー機構から発行されました。
この設計ガイドラインは、住宅に対する様々な省エネ設計手法や技術を紹介するとともに、それによるエネルギー消費量の削減効果を示しており、私達はこの設計ガイドラインを使うことにより実物件の設計内容に対して、その省エネ効果を定量的に知ることができます。また、条件の異なる様々な物件でも、その物件に適したアプローチから省エネ住宅に向かうことが出来ます。
また、この自立循環型住宅の評価手法は、2008年の省エネ法改正で策定された住宅事業建築主の判断基準やCASBEE戸建てなどでの、住宅の居住時のエネルギー消費量(二酸化炭素排出量)算出に活用され、現在の省エネ住宅施策の中心的な役割を担っており、現在も研究開発が続けられています。

※ 自立循環型住宅の概要はホームページ(http://www.jjj-design.org/)で見ることが出来ます。※ 『自立循環型住宅への設計ガイドライン』は自立循環型住宅の設計講習会の受講により入手できます。設計講習会は上記のホームページ内などで案内されます。
■ 自立循環型住宅研究会(以下、自立研という)について
自立研は、自立循環型住宅の設計・評価の手法が、住宅の生活時の省エネ性能を定量的にとらえることができて、我々一般実務者が比較的容易に理解して実務に使えるという点で、現在の日本にある設計手法の中で最も利用価値の高いものであると考えています。
そこで、これからの環境の時代、住宅分野での省エネルギー、CO2排出削減が大きな課題となっていく中で、私たち自立研は、
『自立循環型住宅への設計ガイドライン』をベースにしながら、快適性を向上させつつ省エネルギーが図れる住まいづくりとその普及に対する実践的な研究を行うこと
を目的として活動しています。
その活動として、私達はまず、『自立循環型住宅の設計ガイドライン』と温熱・省エネの基礎的な理解からはじめ、それを使い実物件の評価を行っています。そして更に、次の新たな物件で省エネ性能と快適性をより実現させる為に、評価した物件での実際のエネルギー消費量や温熱環境の調査・分析を行い、会員間で情報・意見交換を行っています。

※会員皆さんが行う調査等活動の詳細はhttp://www.jjj-k.com/2009cgi/gallery/archives/5.html をご覧ください。

■ 自立研の具体的な活動
1) フォーラム・自立研アワードの開催
前述の情報・意見交換の場として、自立研ではこれまで春と秋に年2回のフォーラムを開催し、そこで上記の活動を実践された会員の方々から、その事例を発表して頂いてきました。 さらに、省エネと快適について理解を深める為に、参加者全員でそれらの実物件を題材に、 意見交換を中心としたワークショップを行ってきました。 このフォーラムは延べ6回、発表事例は約40物件にもなりました。(2010年3月現在)
※フォーラムの様子などはこちら http://www.jjj-k.com/2009cgi/gallery/archives/7.html 
更にこの活動を、昨年末のフォーラムから少し形式を変えて、『自立研アワード』というコンテスト形式で開催することで参加する方により楽しんで頂ける形へと変えました。そして今年もこの活動を展開していきます。





左写真:自立研アワード2009授与式  中写真:フォーラムの様子  右写真:ワークショップの様子


2) 各種ツールの提供
前述の評価・調査・分析を行う為に、自立研ではオリジナルの各種ツールを提供し、会員の皆さんに利用して頂いています。
※ツールの内容などはこちら http://www.jjj-k.com/2009cgi/gallery/archives/5.html 






左図:温湿度実測データ分析ツール  中図:自立循環型住宅評価ソフト  右図:環境家計簿


3)『自立研版 温熱環境を解く』
また、会員の皆さんがこれらの調査・分析を行う為に、温度・湿度やエネルギーなどに関する基礎的で必要十分な情報をまとめたテキスト『自立研版 温熱環境を解く』を、自立研会員の有志にて作成し、会員に提供しています。そして、このテキストは更に整理を行い、今年の夏に出版する予定で動いています。

 これ以外にも、昨年は住宅建築物省CO2推進モデル事業へ応募したり、今年は実務に使えるプレゼンテーションツールの作成などの活動も行っています。さらに、今後は各地域単位の支部的活動を活性化させることにより、各地域に適した省エネで快適な住まいづくりを追求する活動を行って頂くようになります。これによって各地域支部で、そこの会員や住宅の造り手のニーズに合った活動が展開しやすくなると考えています。
これらの活動を、会員の皆さんに実務で活かして頂くことで「省エネ×快適」となる住宅が普及していくと良いと考えています。

自立研の活動に関して、さらに詳しくお知りになりたいことが有りましたら、お問合わせ⇒http://www.jjj-k.com/cgi-webmail/mail.htmlもしくは、事務局長:坂崎有祐(有建築設計舎・NPO WOOD AC)〒507-0074 岐阜県多治見市大原町5-33TEL:0572-20-2770FAX:0572-20-2771
までお問合わせ下さい。
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2009年

12月

29日

2009/12/29第6回フォーラム報告

第6回フォーラム及び自立研アワード2009の報告

12月2・3日にチサンホテル新大阪にて、自立循環型住宅研究会 第6回フォーラムを開催しました。
今回は78名の方にご参加頂きました。

ファイル 114-1.jpg  ファイル 114-2.jpg

今回は自立循環型住宅の開発者である澤地孝男さん((独)建築研究所 環境研究グループ長)に2日間お付き合い頂き、講演をはじめ様々な場面で、自立研や工務店・設計事務所の活動に対してご意見を頂きました。

2日間を通しての第1部は「自立循環型住宅と地域の工務店・設計事務所」をテーマに澤地さんに基調講演をして頂きました。

ファイル 114-3.jpg

自立循環型住宅の開発は、住宅のエネルギー消費と省エネ手法効果が実際の生活の中でどの様になっているのかも殆ど解明されていなかったところから始まったそうです。
従来の研究手法(実態調査・シミュレーション・従来の実験住宅)では知る事の出来なかったそれらの情報を、基準住宅と比較住宅の2戸の実験住宅内に、想定家族一人一人の生活状況を再現させて、通年で様々なデータを取っていくことで、自立循環型住宅の設計手法が作られたそうです。
講演では、その研究の中で得られた結果を示して頂きながら、エアコンのCOPと外気温・負荷率の関係や、床暖房に使う給湯機選択のポイント、換気設備の性能など実際に住宅を設計・施工していく上で参考になる多くの情報をお話し頂きました。また、住宅事業建築主判断基準のWEBプログラムについてのお話しも有りました。
最後に今回のテーマに係わる内容として「地場・伝統の家づくりの基盤としてのパッシブ技術」について、以前、建築技術2002年10月号で澤地さんが執筆された内容を、今回の為に改めて再考して頂きお話しして頂きました。
そこでは、「地元の造り手の主張が存続できて地域性が残る」という考え方と「地場・伝統の家づくりの長所と短所」についての話から、まとめとして
「地域性豊かな住宅が生まれることは、生活文化を魅力あるものにする上で重要であることには大方の人の賛成が得られよう。問題は住宅の地域性はどのようにして作り残すことができるのかという点である。
そのためには、過去の地域性のある建物を単にコピーするのではなく、環境性能を中心とした家づくりの理屈を修得して、社会的状態に呼応して変化する住宅周辺事情を考慮した新たな解を作ることが、地域の住宅建設実務家に求められている。温暖地の地域性豊かな住宅づくりにおいては、断熱と通風を中心とするパッシブ技術の理屈の修得が優先されるべきである。」
という言葉を頂きました。
自立循環型住宅を研究されている澤地さんから、省エネ×快適な住まいづくりを目指し活動している各地の住宅建築実務者の皆さんへの、取組むべき方向と激励を最後に頂いた様な基調講演でした。

第2・3部は自立循環型住宅研究会アワード2009の応募内容のプレゼンテーションを10名の応募者の方に行って頂きました。応募タイトルと応募者は下表の通りです。

エントリーNo./タイトル/応募者

1/宗像市S邸                         /空設計工房 江藤眞理子
2/土壁の住まいの可能性                  /トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田保之
3/省エネで快適な住まいづくり               /株式会社参創ハウテック 阿式信英
4/住宅のエネルギー性能評価ツールの開発とその評価/森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝
5/既存木造住宅改修における住環境整備        /常盤工業株式会社 中村利夫・松島弘幸
6/リフォーム例からみた断熱改修のポイントと課題   /米谷良章設計工房 米谷良章
7/既存住宅の温熱環境改善プロジェクト         /有限会社MOK-msd 葉賀伸子
8/性能と光熱費と既存性能測定              /ベーシック設計事務所 古澤金子
9/住まいの温熱調査・分析とそこから見えてくるもの  /株式会社ザイソウハウス 辻裕介
10/簡易版HEMS「省エネナビ」の実践と効果の検証  /エコワークス株式会社 山下大輔

それぞれプレゼンテーション20分質疑応答10分で各内容に野池さんと澤地さんからの講評を頂きました。
今回は新築物件が3名、改修物件が3名、複数棟の比較分析が3名、プログラムソフトの開発検証が1名と、応募内容が非常に幅広く、様々な取り組みやその分析を皆さんに発表して頂きました。参加者の皆さんにとっては、今後の建築実務の中で活かせる設計手法や改修の考え方、建設後の住まい手との係わり方など、貴重な情報が多かったと思います。

第4部はこれまでのフォーラム同様、発表物件毎にグループを作って意見交換を行うことで理解を深めるワークショップを行い、その後、各グループにその内容を発表して頂きました。

ファイル 114-4.jpg

そして最後は、今年の自立研アワードの発表と表彰を行いました。
今回の自立研アワードは参加者全員の各1票と澤地さん・野池さんの20票の投票結果で各賞を選出する方法を取りました。
その結果は次の通りです。

☆☆☆大賞☆☆☆
『リフォーム例からみた断熱改修のポイントと課題』 米谷良章設計工房 米谷良章
 ☆☆銀賞☆☆
『住宅のエネルギー性能評価ツールの開発とその評価』 森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝
  ☆銅賞☆
『住まいの温熱調査・分析とそこから見えてくるもの』 株式会社ザイソウハウス 辻裕介
☆ゲスト審査員賞☆
『土壁の住まいの可能性』 トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田保之

ファイル 114-5.jpg  ファイル 114-6.jpg
 
更に今年は、副賞として大賞の米谷さんには断熱材「フェノバボード 1棟分」が積水化学工業株式会社さんより、銀賞の木造建築スタジオには「温湿度データロガー+放射温度計」がOMソーラー株式会社さんより、銅賞とゲスト審査員賞のお二人には「野池新聞 来年1年分」が贈られました。

今回初めての試みだった自立研アワードは多くの方の応募と、発表を真剣に聞く参加者の皆さん、副賞を提供頂いた会員企業の方のおかげで成功させることができました。
来年の自立研アワードもより多くの方に係わって頂き、自立研の存在と活動意義を多くの方に伝えていきたいと思いますので、今後も皆さんに積極的に自立研の活動に係わって頂きたいと思います。


以上が自立研 第6回フォーラム 及び 自立研アワード2009 の開催報告になります。

また、2日間の中で来年2010年の自立研の活動についての説明を資料配布という形で行いました。
その内容は →→→こちら←←← でご確認いただけます。
今回のフォーラムにご参加頂けなかった会員の方は、来年以降の活動内容を知る事ができますので、是非とも内容をご確認ください。

また、2009年収支決算報告書案(2009.12.1時点)も皆さんに配布しました。
→→→2009年決算報告書(案)はこちら←←← ファイル 114-7.pdf

最終的には細かい部分で修正が発生するかと思いますが、細かな変更内容に関しては事務局に一任して頂きますようお願いいたします。なお、会員の方は内容をご確認いただき、ご質問などが有る場合は事務局までご連絡下さい。

 

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2009年

12月

23日

2009/12/29自立研のロゴが決まりました

自立循環型住宅研究会のロゴが完成しました。

ファイル 116-1.jpg

このロゴは、
研究会の主旨や取組みのキーワードとなっている「省エネ×快適」を基に

E:Energy(エネルギー)、Ecology(エコロジー)
x:カケル
C:Comfortable(快適な)
Q:Quality(質)、Quest(探究)

などの頭文字からデザインされています。

ロゴのデザインは、会員の株式会社ブルックスタジオ 藤田寿浩 さんです。
今後は、このロゴを研究会のシンボルとして活動していきたいと思います。

 

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2009年

12月

19日

2009/12/19第6回フォーラム報告

自立研第6回フォーラム報告

第6回フォーラム及び自立研アワード2009の報告

12月2・3日にチサンホテル新大阪にて、自立循環型住宅研究会 第6回フォーラムを開催しました。
今回は78名の方にご参加頂きました。

ファイル 114-1.jpg  ファイル 114-2.jpg

今回は自立循環型住宅の開発者である澤地孝男さん((独)建築研究所 環境研究グループ長)に2日間お付き合い頂き、講演をはじめ様々な場面で、自立研や工務店・設計事務所の活動に対してご意見を頂きました。

2日間を通しての第1部は「自立循環型住宅と地域の工務店・設計事務所」をテーマに澤地さんに基調講演をして頂きました。

ファイル 114-3.jpg

自立循環型住宅の開発は、住宅のエネルギー消費と省エネ手法効果が実際の生活の中でどの様になっているのかも殆ど解明されていなかったところから始まったそうです。
従来の研究手法(実態調査・シミュレーション・従来の実験住宅)では知る事の出来なかったそれらの情報を、基準住宅と比較住宅の2戸の実験住宅内に、想定家族一人一人の生活状況を再現させて、通年で様々なデータを取っていくことで、自立循環型住宅の設計手法が作られたそうです。
講演では、その研究の中で得られた結果を示して頂きながら、エアコンのCOPと外気温・負荷率の関係や、床暖房に使う給湯機選択のポイント、換気設備の性能など実際に住宅を設計・施工していく上で参考になる多くの情報をお話し頂きました。また、住宅事業建築主判断基準のWEBプログラムについてのお話しも有りました。
最後に今回のテーマに係わる内容として「地場・伝統の家づくりの基盤としてのパッシブ技術」について、以前、建築技術2002年10月号で澤地さんが執筆された内容を、今回の為に改めて再考して頂きお話しして頂きました。
そこでは、「地元の造り手の主張が存続できて地域性が残る」という考え方と「地場・伝統の家づくりの長所と短所」についての話から、まとめとして
「地域性豊かな住宅が生まれることは、生活文化を魅力あるものにする上で重要であることには大方の人の賛成が得られよう。問題は住宅の地域性はどのようにして作り残すことができるのかという点である。
そのためには、過去の地域性のある建物を単にコピーするのではなく、環境性能を中心とした家づくりの理屈を修得して、社会的状態に呼応して変化する住宅周辺事情を考慮した新たな解を作ることが、地域の住宅建設実務家に求められている。温暖地の地域性豊かな住宅づくりにおいては、断熱と通風を中心とするパッシブ技術の理屈の修得が優先されるべきである。」
という言葉を頂きました。
自立循環型住宅を研究されている澤地さんから、省エネ×快適な住まいづくりを目指し活動している各地の住宅建築実務者の皆さんへの、取組むべき方向と激励を最後に頂いた様な基調講演でした。

第2・3部は自立循環型住宅研究会アワード2009の応募内容のプレゼンテーションを10名の応募者の方に行って頂きました。応募タイトルと応募者は下表の通りです。

エントリーNo./タイトル/応募者

1/宗像市S邸                         /空設計工房 江藤眞理子
2/土壁の住まいの可能性                  /トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田保之
3/省エネで快適な住まいづくり               /株式会社参創ハウテック 阿式信英
4/住宅のエネルギー性能評価ツールの開発とその評価/森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝
5/既存木造住宅改修における住環境整備        /常盤工業株式会社 中村利夫・松島弘幸
6/リフォーム例からみた断熱改修のポイントと課題   /米谷良章設計工房 米谷良章
7/既存住宅の温熱環境改善プロジェクト         /有限会社MOK-msd 葉賀伸子
8/性能と光熱費と既存性能測定              /ベーシック設計事務所 古澤金子
9/住まいの温熱調査・分析とそこから見えてくるもの  /株式会社ザイソウハウス 辻裕介
10/簡易版HEMS「省エネナビ」の実践と効果の検証  /エコワークス株式会社 山下大輔

それぞれプレゼンテーション20分質疑応答10分で各内容に野池さんと澤地さんからの講評を頂きました。
今回は新築物件が3名、改修物件が3名、複数棟の比較分析が3名、プログラムソフトの開発検証が1名と、応募内容が非常に幅広く、様々な取り組みやその分析を皆さんに発表して頂きました。参加者の皆さんにとっては、今後の建築実務の中で活かせる設計手法や改修の考え方、建設後の住まい手との係わり方など、貴重な情報が多かったと思います。

第4部はこれまでのフォーラム同様、発表物件毎にグループを作って意見交換を行うことで理解を深めるワークショップを行い、その後、各グループにその内容を発表して頂きました。

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そして最後は、今年の自立研アワードの発表と表彰を行いました。
今回の自立研アワードは参加者全員の各1票と澤地さん・野池さんの20票の投票結果で各賞を選出する方法を取りました。
その結果は次の通りです。

☆☆☆大賞☆☆☆
『リフォーム例からみた断熱改修のポイントと課題』 米谷良章設計工房 米谷良章
 ☆☆銀賞☆☆
『住宅のエネルギー性能評価ツールの開発とその評価』 森林文化アカデミー木造建築スタジオ 辻充孝
  ☆銅賞☆
『住まいの温熱調査・分析とそこから見えてくるもの』 株式会社ザイソウハウス 辻裕介
☆ゲスト審査員賞☆
『土壁の住まいの可能性』 トヨダヤスシ建築設計事務所 豊田保之

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更に今年は、副賞として大賞の米谷さんには断熱材「フェノバボード 1棟分」が積水化学工業株式会社さんより、銀賞の木造建築スタジオには「温湿度データロガー+放射温度計」がOMソーラー株式会社さんより、銅賞とゲスト審査員賞のお二人には「野池新聞 来年1年分」が贈られました。

今回初めての試みだった自立研アワードは多くの方の応募と、発表を真剣に聞く参加者の皆さん、副賞を提供頂いた会員企業の方のおかげで成功させることができました。
来年の自立研アワードもより多くの方に係わって頂き、自立研の存在と活動意義を多くの方に伝えていきたいと思いますので、今後も皆さんに積極的に自立研の活動に係わって頂きたいと思います。


以上が自立研 第6回フォーラム 及び 自立研アワード2009 の開催報告になります。

また、2日間の中で来年2010年の自立研の活動についての説明を資料配布という形で行いました。
その内容は →→→こちら←←← でご確認いただけます。
今回のフォーラムにご参加頂けなかった会員の方は、来年以降の活動内容を知る事ができますので、是非とも内容をご確認ください。

また、2009年収支決算報告書案(2009.12.1時点)も皆さんに配布しました。
→→→2009年決算報告書(案)はこちら←←← ファイル 114-7.pdf

最終的には細かい部分で修正が発生するかと思いますが、細かな変更内容に関しては事務局に一任して頂きますようお願いいたします。なお、会員の方は内容をご確認いただき、ご質問などが有る場合は事務局までご連絡下さい。

 

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2009年

12月

02日

2009/12/02自立循環型住宅研究会のこれから

自立循環型住宅研究会のこれから
2009年12月2日
当会主宰 野池政宏

 今回のフォーラムでは私が話をする時間が取れないため、当会の今後について文書にまとめて読んでもらうことにした。

 最初に改めて述べておくと、本会に期待されているのは次のような内容だろう。
■実務に使える温熱環境や省エネルギーに関連した情報の収集
■自社の取り組みの評価(提供物件の分析方法の取得、実践の発表の場の存在など)
■営業やプレゼンなどに使えるツールの取得
■わが国の省エネルギー住宅に向かう実践者の集まりとして、社会的な影響力を持つ
■本会がメジャーになってくることにより、顧客獲得につながる
 活動を重ねるにつれ、こうした期待がより具体的なものとなってきていると感じ、その期待に応えられるようにがんばってきたつもりであるし、今後もその意識に変わりはない。個人的には非常に忙しい状況が続いており、さらに新たな活動(野池学校や暮らし向上型リフォーム研究会)も始まるが、以下に述べるようにますます本会は充実していくものと信じている。ただそれには現在のメンバーの能動的な姿勢、メンバー増強が不可欠である。今後ともそうした意識をもって一緒に本会を発展させていってほしい。
 
1.全体フォーラム
 これまで1年に2回のペースで開催してきたフォーラムだが、今後はこれを年1回開催とし、今回行われるアワードのプレゼンテイション、審査、受賞式というプログラムの方法を引き続き取っていく。
 アワードで募集する内容については、これまでのフォーラムでの事例発表と同様に「自立循環型住宅における省エネ評価と実測や調査との相関を見る」ということを基本にするが、これまでよりも幅を広げた事例発表の場としたい。

2.地域支部の活動
 今後もっとも強化したいのがこの地域支部の活動である。すでに関東支部が発足して活動を始めているが、ここでは来年上半期中に一般向けのセミナーを開催する計画である(この取り組みは地域紙部の活動としてとても意義があると考える)。会員は全国に広がっているため、年2回のフォーラム参加への費用負担や時間負担も大きく、また細かな情報交換もしにくい状況となっている。
 地域支部での活動内容について当会で制限を設けるつもりはなく、それぞれの支部独自での活動をしてもらえればよい。とくに立ち上げ時期には事務局や野池の協力も惜しまない。ぜひとも地域支部の立ち上げや参加を検討していただきたい。なお、関西支部(場合によっては西日本支部)の立ち上げは具体的に検討を始めており、その件については追って連絡する予定である。

3.自立循環型住宅の講習会、プロ向けの温熱セミナー
 当会が主催(もしくは共催)する形での自立循環型住宅の講習会(IBECが認める、テキストを使ったもの)やプロ向けの温熱セミナー等を全国で開催していただきたい。これが地域での自立循環型住宅を普及させ、また仲間(会員)を増やすもっとも有効な方策のひとつである。講師陣としては、私や坂崎さんはもちろん、会のメンバーには講師として魅力ある人たちがたくさんいる。こうした講習会やセミナー開催を地域支部の活動としてとらえるのもよい方法だと思う。

4.シミュレーションプログラムの開発
 すでに今春開発メンバー募集を行ったが、当会で「エネルギー消費量、光熱費、快適性」などをシミュレーションできるプログラムを開発していく予定である。すでに様々なプログラムが市販、公開されているが、こうしたプログラムは専門家の視点でつくられており、高価であることもあって使いにくい。そうした問題を解決しながら、ここで目指すのは「営業やプレゼンテイション、住まい手との設計打合せに有効に使えるプログラム」である。どこまでこの目標達成ができるかは不明だが、会員のニーズは高く、何とかよいものを完成させたいと考えている。なお、場合によってはこの開発を「住宅建築省CO2推進モデル事業」に応募することになるかもしれない。

5.住宅建築省CO2モデル事業への応募
 すでにご存知の通り、今年度の第2回目の募集に応募し、残念ながら落選した。会のアピール、会員へのメリット、研究開発費の捻出などを考えると、今後も応募に対して前向きな姿勢を取っていきたい。ただし、現在の「事務局(坂崎)+野池」の態勢では現状でも余裕がなく、すでに述べた地域支部の立ち上げや活性化、プログラムの開発、また次に述べる出版等のこともあり、どこまで対応可能かは正直なところわからない。

6.「自立循環研版 温熱環境を解く」の出版
 エクスナレッジ社で出版する運びになった。2010年8月出版の予定である。この出版に向けてのWG(ワーキンググループ)の募集もすでに今春実施している。様々に意味のある出版であり、よいものを世の中に出したい。

7.パッシブ技術研究
 自立循環型住宅の要素技術は次のように整理できる。
 
ファイル 115-2.jpg

これまで当会の活動は「基本性能と温湿度環境、省エネルギーとの相関を見る」ということが中心になっていたが、次のステップとしては「パッシブ技術の評価」が重要であることがこの表でも明らかである。実際、これまでのフォーラムでもパッシブソーラーへの関心は高かった。
もちろん高効率設備や創エネルギー設備も省エネルギーの観点からは重要だが、建築実務者がまず目指すべきは「省エネと心地よさとの両立」であり、その設計力を備えた上で設備の選択等に向かっていくべきであろう。
そうしたことを踏まえ、私個人としても最近はパッシブ技術に高い関心を寄せており、当会でもパッシブ技術の研究に能動的に向かっていくメンバーを集め、活動していきたいと考えている。とくにまず研究対象としたいのは太陽熱の利用(パッシブソーラー暖房)である。
実際の活動については、まずは何より実測データを収集したいため、様々な要素パターン(南面開口面積、Q値、開口部の断熱性、蓄熱性)の住宅での「成り行き(暖房なし)」の温度データを取りたい。このデータから、実際のパッシブソーラー暖房がどこまで有効なのかを探りたい。なおここでもっとも問題になるのが「蓄熱性」だが、とくに蓄熱を考えた住宅でなくてもよい。もちろん土壁の家も含め、一定の蓄熱量がある住宅のデータがいくつか揃えばうれしい。
パッシブ技術に関心があり、この研究グループに入ろうと考える人は「立候補(野池まで「私やります」と言ってください)」→「この冬からの温度測定」という流れになる。測定方法の詳細については私にご相談いただければよい。

※シミュレーションプログラム作成、並びに出版作業のWGについては新たなメンバーも歓迎します。

以上

 

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2009年

11月

05日

2009/11/05住宅・建築省CO2推進モデル事業

住宅・建築省CO2推進モデル事業

【2009/11/5 結果報告】

 住宅・建築省CO2推進モデル事業 平成21年度第2回募集の採択プロジェクトの発表が行われましたので報告いたします。

 自立循環研の提案プロジェクトは残念ながら『不採択』という結果となりました。

 残念なご報告となってしまいましたが、会員の皆様には応募にあたりいろいろとご協力いただき、誠にありがとうございました。研究会としましては次回の募集に対しても今回とは別事業で応募を行う計画ですので今後ともご協力の程、よろしくお願い申しあげます。

 なお、今回自立研で応募した分野である戸建工務店対応事業への応募数は14プロジェクトで、この内採択された3プロジェクトのみでしたが、自立研と同じくそこに応募された自立研会員のエコワークス株式会社さんは、見事採択されました。

評価結果等につきましては下記のホームページよりご覧いただけます。

(財)建築研究所
http://www.kenken.go.jp/shouco2/index.html
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000107.html

 

 


【2009/10/22 中間報告】

住宅・建築省CO2推進モデル事業に応募している
「基準達成率110%省エネ住宅地域工務店モデル 普及プロジェクト」
のヒアリング審査を10月19日に受けてきました。
昨日追加説明資料も提出し、現在は11月20日頃の採択結果を待っています。

その後の動きが有りましたら、会員の皆様にご案内いたします。

 

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